【2025年最新】行政書士の予備校・通信講座おすすめランキングTOP11!費用や合格率を徹底比較

【2025年最新】行政書士の予備校・通信講座おすすめランキングTOP11!費用や合格率を徹底比較

このページでは「行政書士の予備校・通信講座」を比較し、読者の皆さまにおすすめの情報をご提供いたします。行政書士の予備校を選択するメリットは、最短で行政書士試験合格に近づくことです。

特に、オンライン通信講座がある予備校は、自宅や会社、通勤中、ワーキングスペースなどで、好きな時間に好きなタイミングで受講できます。

今回紹介する通信講座11選は次のとおりです。(タップで各予備校の詳細へ移動できます)

【オンラインの予備校】行政書士の通信講座おすすめランキングTOP6

  1. 資格スクエア
  2. スタディング
  3. アガルート
  4. クレアール
  5. フォーサイト
  6. ユーキャン

【通学の予備校】行政書士の通信講座おすすめランキングTOP5

  1. LEC
  2. 資格の学校TAC
  3. 資格スクール大栄
  4. 東京法経学院
  5. 資格の大原

行政書士の通信講座選びに迷ったら、ぜひ以下3つの中からご検討ください。

おすすめの行政書士の通信講座ならココ
  • クレアール合格に必要な知識だけを凝縮した効率学習
  • スタディング受講料が安くスキマ時間での勉強に特化
  • LEC:通学講座で法律系資格受験に強い老舗
目次

行政書士の通信講座おすすめランキングTOP6|オンラインの予備校

オンラインの予備校|行政書士の通信講座おすすめランキングTOP6

オンラインの予備校の行政書士通信講座を比較した表が以下です。

スクロールできます
通信講座Web通信講座通学講座主なカリキュラム内容受講料対象者
資格スクエア・科目別入門講義
・基礎力完成講義
・過去問攻略講義
・記述式攻略講義
・直前総仕上げ講義
・試験改正対応講義
・森Tの短期集中合格講座:
69,300円(税込)
・森Tの速習合格講座:
108,900円(税込)
・森Tの1年合格講座:
159,500円(税込)
・森Tの中上級合格講座:
154,000円(税込)
・森Tの上級合格講座:
123,200円(税込)
※テキストあり版は、+約10,000円(税込)
初学者
スタディング・短期合格セミナー
・基本講座
・過去問解法講座
・記述式解法講座
・合格答練
・合格模試
【2025+2026年度合格目標 ペーパーレス版】
・行政書士合格コース ミニマム:34,980円(税込)
・行政書士合格コース スタンダード:44,000円(税込)
・行政書士合格コース コンプリート:59,400円(税込)
【2025+2026年度合格目標 冊子付版】
・行政書士合格コース スタンダード:54,000円(税込)
・行政書士合格コース コンプリート:69,400円(税込)
初学者
アガルート・入門講義
・短答過去問解説講座
・記述過去問解説講座
・逐条ローラーインプット講座
・文章理解対策講座
・『択一式対策完成への問題』解説講座
・模擬試験
【2026年合格目標】
・入門総合講義:
184,800円166,320円(税込)
・入門総合カリキュラム ライト:
228,800円205,920円(税込)
・入門総合カリキュラム フル:
327,800円295,020円(税込)
※期間限定10%OFFセール
※入門総合カリキュラム フルは教育給付金の対象講座
※田島クラス/豊村クラスを選択可能
初学者
経験者
クレアール・基本講義
・基本確認択一模試
・解法マスター講義
・科目別パーフェクト答練
・記述マスター講義
・解きまくり総合答練
・公開模擬試験
・総まとめ講義
【初学者コース】
・2026年合格目標 完全合格初学者カレッジコース
169,000円67,600円(税込)
【経験者向けコース】
・2026年合格目標 中級コース
159,000円63,600円(税込)
・2026年合格目標 上級コース
140,000円56,000円(税込)
※2025年9月30日まで
初学者
経験者
フォーサイト・基礎講座
・過去問講座
・直前対策講座
・答練講座
・過去問一問一答演習
【2026年試験対策】
・バリューセット1:66,800円(税込)
・バリューセット2:76,800円(税込)
・バリューセット3:94,800円(税込)
初学者
ユーキャン・入門テキスト
・応用テキスト
・実戦問題集
・添削課題
・ガイドブック
・デジタルテキスト
・動画講義(計40時間)
・Webテスト
行政書士講座:
69,000円
初学者

オンライン専門の予備校の通信講座をそれぞれ詳しく紹介します。

1位:資格スクエア|実績豊富な講師によるわかりやすい講義展開

資格スクエアの行政書士講座

出典:資格スクエア公式HP

予備校名資格スクエア
受講形態オンラインWeb通信
対象者初学者
合格率
特徴・森T(森講師)によるわかりやすいと評判の講義
・講義と過去問の反復で記憶を定着
・受験生アンケートを参考にした過去問集
・4ヵ月~1年での合格を目指すカリキュラム
・月1回森Tとのzoom相談会を実施(多人数形式)
コース/受講料【令和7年度合格講座】
・森Tの速習合格講座:108,900円(税込)
・森Tの短期集中合格講座:69,300円(税込)
・森Tの1年合格講座:159,500円(税込)
・森Tの中上級合格講座:154,000円(税込)
・森Tの上級合格講座:123,200円(税込)
※テキストあり版は、+約10,000円(税込)
【令和8年度合格講座】
・森Tの1年合格講座:159,500円(税込)〜

資格スクエアの行政書士講座は、経験豊富な森講師による分かりやすい講義と、効率的な学習をサポートする充実したシステムが特徴です。4ヵ月〜1年のカリキュラムで合格を目指すことができます。

「森T」こと森講師は20年以上の講師歴を持ち、法律初学者にも理解しやすい講義スタイルが魅力です。また、オリジナルテキストはフルカラーで図やイラストが豊富、デジタル版も提供されています。

講座のサポート体制は手厚く、zoomを用いた相談会や質問機能など充実しています。特に「森Tの1年合格講座」では、テーマ習得テストや音声ダウンロードオプションがあり、移動中や作業中でも学習が可能です。

料金は他の通信講座に比べやや高めですが、予備校に比べると安価で、予備校と通信講座の良い点を組み合わせたサービスと言えます。

森講師との相性や直感的に使いやすいシステム、充実したサポート体制が特徴の通信講座で、魅力的な講師のもとで学びたい方には資格スクエアがおすすめです。

もっと詳しく知りたい方はこちら

2位:スタディング|受講料が安い!無料お試し登録で10%OFFクーポンゲット

スタディング-行政書士講座

出典:スタディング公式HP

予備校名スタディング
受講形態オンラインWeb通信
対象者初学者
合格率
(2024年度合格者数273名)
特徴・最小限の講義で実力が身につくよう絞り込まれた講座体系
・フルカラーのテキストが読みやすく、頭に残りやすい
・わかりやすい講義動画
・倍速機能・音声ダウンロード等で時間と場所を選ばず学習可能
・基礎から着実に学べるカリキュラムを提供
・リーズナブルな受講料
・スキマ時間の学習に便利
・短期間での合格を目指せる
受講料【2025+2026年度合格目標 ペーパーレス版】
・行政書士合格コース ミニマム:34,980円(税込)
・行政書士合格コース スタンダード:44,000円(税込)
・行政書士合格コース コンプリート:59,400円(税込)
【2025+2026年度合格目標 冊子付版】
・行政書士合格コース スタンダード:54,000円(税込)
・行政書士合格コース コンプリート:69,400円(税込)

\[2025年度合格目標]答練・模試セットがセール中/
2,200円OFF!9/30まで

スタディングの行政書士の通信講座は、リーズナブルな受講料が魅力です。3万円〜5万円台という手頃な価格で提供されています。

スキマ時間の学習に優れており、仕事や日常生活で忙しい人向けに、スキマ時間を最大限に活かせるように設計された学習コンテンツが特徴です。移動中や待ち時間など、短い時間でも効率的に学習を進めることが可能です。

また、国家試験の合格者の勉強法を徹底的に研究し、その結果をもとに開発された講座内容となっており、短期間での合格を目指せます。

そのほか、スタディングではわかりやすいビデオ講座に加え、基本問題、トレーニング、テーマ別演習、実力テスト、理論暗記ツールなどの段階的にレベルアップができるアウトプット学習が充実しています。

【スタディングのおすすめポイント】

  • スキマ時間で学べる
    スマートフォン、PC、タブレットで学べるため、通勤時間、 移動時間、昼休み、待ち時間、就寝前後など、ちょっとしたスキマ時間で勉強できます。
  • 初心者でもわかりやすいビデオ/音声講座
    初心者の方が無理なく学べるように、スタディングの動画講座では図や具体例などを使ってわかりやすく解説されています。従来の暗記中心の学習に比べ、自然に理解しながら学べます。
  • 段階的なアウトプット学習で合格力アップ
    スタディングでは、試験に短期間で合格するためには「問題練習をしながら実力をつけること」が必要だと提唱されています。そのため最適な順番で段階的にアウトプット学習できるよう「学習フロー」が組まれ、無理なく実力アップが図れます。
  • 記述式問題に強くなれる
    行政書士試験の記述式問題は、知識の丸暗記では対応できません。法律知識や判例の知識を元に、問題の意図に合わせたキーワードを組み合わせて文章を作る必要があります。スタディング行政書士講座では、キーワードの見極め方、文章の組み立て方の解説、問題練習などで記述式問題に対応できる実力をつけられます。
  • 圧倒的な低価格
    大手資格予備校と比べ運営コストを大幅に削減したことで、スタディング行政書士講座は圧倒的な低価格を実現しています。
  • 無料お試し登録で10%OFFクーポン
    メールアドレスを入力するだけの簡単登録で、行政書士の初回講座を受講できます。初回講座はビデオ講座や音声講座のほか、テキスト、スマート問題集、過去問解法講座などが含まれる豪華な内容です。お試し登録すると10%OFFクーポンも付与されるので、とりあえず登録しておくのもおすすめです。

さらにスタディング行政書士講座では、特許を取得したAI問題復習機能が提供されています。1人ひとりの理解度に合わせて学習スケジュールの組み立てや復習問題の取捨選択をAIが自動で行ってくれます。

【期間限定セール中】

[2025年度合格目標]答練・模試セット:2,200円OFF

※有効期間:9/30まで

無料お試し登録で10%OFFクーポンゲット

3位:アガルート|全額返金の合格特典あり!

Screenshot

出典:アガルート公式HP

予備校名アガルートアカデミー
受講形態オンラインWeb通信
対象者初学者・経験者
合格率・46.82%(令和6年度)
・56.11%(令和5年度)
特徴・最小限の講義で実力が身につくよう絞り込まれた講座体系
・フルカラーのテキストが読みやすく、頭に残りやすい
・わかりやすい講義動画
・倍速機能で時間と場所を選ばず学習可能
・選べるクラス
・圧倒的な演習量
・計算された学習スケジュール
・充実のフォロー制度
・豪華な合格特典
初学者対象【2025年、2026年合格目標】
・入門総合講義:
184,800円166,320円(税込)
・入門総合カリキュラム ライト:
228,800円205,920円(税込)
・入門総合カリキュラム フル:
327,800円295,020円(税込)
※期間限定10%OFFセール
※入門総合カリキュラム フルは教育給付金の対象講座
※田島クラス/豊村クラスを選択可能
経験者対象【2025年合格目標】
・中上級総合講義:
272,800円(税込)245,520円(税込)
・中上級総合カリキュラム ライト:
316,800円(税込)285,120円(税込)
・中上級総合カリキュラム フル:
415,800円(税込)374,220円(税込)
・上級総合カリキュラム ライト:
217,800円(税込)196,020円(税込)
・上級総合カリキュラム フル:
316,800円(税込)285,120円(税込)
※期間限定10%OFFセール

アガルート 行政書士講座は、Web学習に最適化された講義動画を中心としたオンラインWeb通信講座です。

アガルートは、「最小限に絞った講座体系」×「最良のテキスト」×「使いやすい受講環境」による「徹底的な合理化」を追求する姿勢で、短時間で濃密に学習し合格に最短距離で向かうことができるような学習環境が提供されています。

また、民法・行政法の知識を深めるための「行政書士試験|豊村ゼミ」などのオプションも充実しており、行政書士試験に強いアガルートならではのサポート体制があります。

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【2025年最新】アガルートの行政書士の評判・口コミまとめ!通信講座の内容や受講料を他社と徹底比較 「アガルートの行政書士通信講座の評判ってどうなの?」「他社と比較してどういう人におすすめかが知りたい」 このように、現在アガルートの行政書士講座の受講を考えて...

【アガルートのおすすめポイント】

  1. 選べるクラス
    アガルート行政書士講座の入門総合講義/入門総合カリキュラムでは、豊村慶太講師(豊村クラス)と田島圭祐講師(田島クラス)の2名の講師を選択することができます。
  2. テキストだけで合格できる
    アガルートのテキストは出題カバー率97.8%令和4年度の的中情報)なので、出題範囲の取りこぼしがほとんどないためアガルートのテキスト・問題集以外の教材を揃える必要はありません。
  3. 圧倒的な演習量
    択一式約530問、記述式約30問の、知識を習得するインプットと問題演習を通じ知識を定着させるアウトプットを同時並行で行う学習方法がカリキュラムの柱になっています。
  4. 計算された学習スケジュール
    最短合格を実現する学習スケジュールが組まれており、無理なく無駄なく学習が進められます。
  5. 充実のフォロー制度
    アガルートアカデミー行政書士講座ではフォロー制度が充実しています。例えば、豊村慶太講師の受講生参加型YouTubeライブ「豊村慶太のAWESOMEコンサルティング」では、受講生からのアンケートをベースに毎月勉強方法やメンタル面までもサポートしてくれます。
  6. 合格特典
    2025年合格目標行政書士試験対策カリキュラムを申込んだ方が2025年の行政書士試験に合格した場合、Amazonギフト券50,000円分申込講座の全額返金が選べる合格特典があります。また最大20%割引となる各種割引制度もあります。金銭面でもサポートしてくれるのがアガルート行政書士講座の特徴です。

10%OFFキャンペーン中!無料の受講相談にも対応

4位:クレアール|サポート体制が充実!独自の学習法で多数の合格実績あり

クレアールの行政書士講座

出典:クレアール公式HP

予備校名クレアール
受講形態オンラインWeb通信
対象者初学者・経験者
合格率
(2023年度合格者数417名)
特徴・理解を深める講義動画
・こだわりの教材
・万全のサポート
・学習を広げすぎないことが合格への近道
・クレアール独自の映像専用学習システム
・Webに特化したこだわりの配信スタイル
キャンペーン・割引・合格お祝い金:20,000円
・教育訓練給付制度の対象:実質20%割引
・受講者経験者割引:10,000円~27,000円引
・択一式高得点者割引:10,000円~15,000円引
受講料【初学者コース】
・2026年合格目標 完全合格初学者カレッジコース
169,000円67,600円(税込)
【経験者向けコース】
・2026年合格目標 中級コース
159,000円63,600円(税込)
・2026年合格目標 上級コース
140,000円56,000円(税込)
※2025年9月30日まで

クレアールの行政書士講座は、Web学習に最適化された講義動画を中心としたオンラインWeb通信講座です。クレアール独自の効率的学習法「非常識合格法」で高い合格実績を誇ります。

※クレアールでは、初学者・学習経験者それぞれに最適なカリキュラムが用意されています。

【クレアールのおすすめポイント】

  • 理解を深める講義動画
    1講義を約30分に収めたコンパクトな講義が提供されています。教材と連動して体系的にインプットできる講義動画が、スマホやパソコンでいつでもどこでも何度でも視聴できるため、繰り返し学習に最適です。
  • こだわりの教材
    クレアールの教材はテキスト・問題集が完全連動しており、チャプター毎に区切ってメリハリのある学習ができます。2色刷りでシンプルで見やすく、教材が勉強のペースメーカーになってくれます。
  • 万全のサポート
    クレアール行政書士講座では、何度でも追加料金なしでメールで質問できます。そのため不安を解消しながら快適に学習を進められます。

サポート体制が充実!合格お祝い金で2万円ゲット

5位:フォーサイト|高い合格率!教育訓練給付制度も対象でお得に受講可能

出典:フォーサイト公式HP

予備校名フォーサイト
受講形態オンラインWeb通信
対象者初学者・経験者
合格率45.45%(2023年度)
特徴・自分のペースで勉強できる
・忙しくてもスキマ時間で学習できる
・たった4ヶ月で合格可能
・こだわりのフルカラーテキストで出るところだけを凝縮
・わかりやすい高品質な講義で早く・ 深く・ 正確に学べる
・eラーニング「ManaBun」でいつでもどこでも学習できる
・全額返金保証制度あり
・合格者へのAmazonギフトコードプレゼント
受講料【2026年試験対策】
・バリューセット1:66,800円(税込)
・バリューセット2:76,800円(税込)
・バリューセット3:94,800円(税込)〜

フォーサイトの行政書士講座は、Web学習に最適化された講義動画を中心としたオンラインWeb通信講座です。合格点主義を掲げており、合格に必要な教材がすべて揃えられています。

フォーサイトが考える「合格するために必要な教材」では、紙のテキストを提唱しているのも特徴です。

紙のテキストがないと暗記できず、YouTube動画・eラーニングのみの教材での学習効果は低くなる可能性がある、という考えのもと、オンラインWeb通信講座であっても紙のテキストの提供にこだわっています。

【フォーサイトのおすすめポイント】

  • 自分のペースで勉強できる
    フォーサイトの通信講座eラーニング「ManaBun(マナブン)」が、受講生各自のライフスタイルに合わせて学習スケジュールを自動で立ててくれます。
  • 忙しくてもスキマ時間で学習できる
    スマートフォン・タブレット・パソコンで学習できるので、通勤時間・移動時間・昼休み・待ち時間・就寝前後など、ちょっとしたスキマ時間を有効活用できます。
  • たった4ヶ月で合格
    行政書士試験の合格には、一般的に12ヶ月程度の学習期間が必要と言われていますが、フォーサイト行政書士講座は「満点主義」ではなく「合格点主義」で教材を制作しているため短期合格が可能です。
  • 楽しく学べるフルカラーテキスト
    紙のテキストと比べデジタルテキストは脳の活動範囲が狭く、記憶に残りにくいという脳科学の実験結果もあります。そこでフォーサイト行政書士講座では、色を論理的に使い記憶に残る紙のフルカラーテキストが提供されています。
  • 最強のコストパフォーマンス
    フォーサイトは紙のテキスト・講義・eラーニングさらにメールによるサポート体制も揃えているため、コストパフォーマンスの高さが際立っています。

教育訓練給付制度の対象!お得に受講する

6位:ユーキャン|わかりやすいテキストと添削指導で初学者も合格を目指せる

出典:ユーキャン公式HP

予備校名ユーキャン
受講形態オンラインWeb通信
対象者初学者
合格率
特徴・スマホ対応でスキマ時間に学習可能
・初学者でも始めやすくわかりやすいテキスト
・40名以上の講師がサポート
・添削指導ありでモチベーションアップ
受講料・一括払い:69,000円
・分割払い:69,720円
※教育訓練給付制度(一般教育訓練)対象講座

ユーキャンの行政書士講座は、スマホ学習の利便性と初学者にも理解しやすい教材が特徴です。

講義動画は平均6分と短く、スキマ時間を活用した効率的な学習が可能です。テキストはフルカラーで視覚的にも分かりやすく、マンガを含む構成で楽しく学べます。

また、7回の添削指導があり、経験豊富な約40名の講師陣によるサポートが受けられます。

手持ちのスマホからできる「合格デジタルサポートパック」は、デジタルテキストや動画講義を活用したスマホ学習が可能です。そのほか、Webテストによる知識の確認と弱点対策、学習スケジュールの管理・修正・分析が利用できます。

これにより、忙しい人でも効率的に学習を進められるでしょう。ユーキャンの行政書士講座は、初学者でも無理なく試験合格を目指せるよう設計されています。

もっと詳しく知りたい方はこちら

行政書士の通学講座おすすめランキングTOP5|通学の予備校

通学の予備校|行政書士の通信講座おすすめランキングTOP5

通学の予備校の行政書士通信講座を比較した表が以下です。

スクロールできます
通信講座Web通信講座通学講座主なカリキュラム内容受講料対象者
LEC・初めて学ぶ!法律入門講座
・合格講座
・科目別答練
・記述基礎力養成講座
・文章理解特訓講座
・全日本行政書士公開模試
・ファイナル模試
【2026年合格目標】
・パーフェクトコースSP 通学/通信:
265,000円(税込)195,000円(税込)
・パーフェクトコース 通学/通信:
245,000円(税込)185,000円(税込)
※6〜7万円割引!10月31日まで
初学者
経験者
資格の学校TAC・基本講義
・科目別答練
・総合答練
・全国公開模試
・最終答練
【2025年合格目標】
・ベーシック本科性 通学/Web通信講座:
198,000円
・プレミアム本科生(オンラインライブ通信講座):
253,000円(税込)
・プレミアム本科生 通学/Web通信講座:
242,000円(税込)→実質193,600円(税込)
※通信講座は教育訓練給付制度の対象
【2026年合格目標】
・プレミアム本科生Plus:
264,000円(税込)→187,000円(税込)
※通信講座は教育訓練給付制度の対象
初学者
経験者
資格スクール大栄提携先の資格スクエアのカリキュラム
・科目入門講義
・基礎力完成講義
・過去問攻略講義
・記述式攻略講義
・模試
+大栄独自のカリキュラム
非公表初学者
東京法経学院・基礎力総合編 講義
・ベストセレクト答練
・科目別答練
・全国公開模試
・記述式解法マスター講座
・直前ファイナル
【初学者向け】
・行政書士 新・最短合格講座 2026 通信:
94,100円(税込)65,870円(税込)
※9月期 9月16日に開講
※期間限定の特別価格
初学者
経験者
資格の大原【2025年 受験対策】
・パススル 行政書士:
74,800円(税込)
初学者
経験者

次は、校舎を構えている通学型の予備校で受けられる、通信講座について詳しく解説します。

1位:LEC 東京リーガルマインド|業界大手で安心できる通信講座を提供

LEC 行政書士講座

出典:LEC(東京リーガルマインド)公式HP

予備校名LEC(東京リーガルマインド)
受講形態通学・通信講座
対象者初学者・経験者
合格率・コース生合格者数:268名(2024年)
・有料講座受講生:654名(2024年)
特徴・最大手の安心感がある
・受講スタイルが豊富
・自分に合った講師を選べる
・通学は全国19校・25クラスで実施
受講料【2026年合格目標】
・パーフェクトコースSP 通学/通信:
265,000円(税込)195,000円(税込)
・パーフェクトコース 通学/通信:
245,000円(税込)185,000円(税込)
※早期申込割引:6〜7万円割引(10月31日まで)

LEC(東京リーガルマインド)の行政書士講座は、教室での講義をメインとしながらWebでの通信講義も活用した通学・通信講座です。LEC(東京リーガルマインド)では、わかりやすいだけでなく学習を効率化するための講師・教材を提供しています。

受講生の負担を軽減し短期合格するために、行政書士受験指導校としての長年のノウハウが結集されています。

また、「LECの行政書士講座って実際どんな感じだろう?」「初学者でも講義についていけるだろうか?」そんな不安・疑問は、LEC(東京リーガルマインド)の「おためしWeb受講制度」で解消可能です。

おためしWeb受講制度ならWeb講義を無料で受講できるほか、音声ダウンロードも標準装備となっており、いつでもどこでも受講できます。

オンラインWeb通信講座

  • 特徴
    通信の受講形態には、WebとDVDの2種類の受講方法があります。時間の短縮やスキマ時間の学習など、学習の目的に応じた効率的な学習が可能となります。
  • メリット
    ①スキマ時間でも受講可能
    ②倍速再生で時間短縮が可能
    ③講義の音声をダウンロード可能
    ④「教えてチューター」で疑問・不安を質問できる

通学講座

  • 特徴
    決まった日程・時間に校舎に通学する通学形態の講座です。講師に直接質問したい方、受験仲間が欲しい方、カリキュラムに沿って学習を進めたい方などにはおすすめです。
  • メリット
    ①メリハリとモチベーションを維持しやすく挫折の心配が少ない
    ②直接講師に質問できる
    ③自宅でも復習可能な「自習フォロー」

【LEC(東京リーガルマインド)のおすすめポイント】

  • 行政書士試験 受験指導歴38年の実績
    LEC(東京リーガルマインド)が30年以上の指導により培ったノウハウを活かし、徹底的に考え抜かれたカリキュラムと実力派講師陣が合格をサポートしてくれます。
  • 2022年度の合格率48.86%
    2022年合格目標 パーフェクトコース/パーフェクトコースSP受講生の合格率は48.86%となっており、一般合格率12.13%(2022年度)の約4倍を達成しています。
  • 総勢26名の精鋭講師陣が合格をサポート
    LEC(東京リーガルマインド)がようする通学全国19校25クラス+通信の総勢26名の講師が、効果的かつ効率的な講義を行ってくれます。
  • 受講スタイルの選択肢が豊富
    時間面・金銭面・知識レベルなど、各々のニーズに合わせた多数の講座が用意されています。
  • 行政書士試験に必要な知識を網羅した教材
    最新の動向に対応し、毎年改訂されているLEC(東京リーガルマインド)の教材は、試験データを緻密に分析し考え抜かれたオリジナル教材となっています。
  • 業界最大規模の模擬試験
    LEC(東京リーガルマインド)の模試では、復習用の解説講義(Web動画)・採点・成績処理・記述式答案への添削指導までしてもらえます。
  • 本試験問題との高い的中実績
    2022年度行政書士試験本試験問題においては、LEC(東京リーガルマインド)行政書士講座の教材が7問的中させています。
    参照:的中実績|LEC 東京リーガルマインド

業界大手で安心!無料でお試し受講可能

2位:資格の学校TAC|短期間で効率よく実力を身につける独自のカリキュラム

資格の学校TAC 行政書士講座

出典:資格の学校TAC公式HP

予備校名資格の学校TAC
受講形態通学・通信講座
対象者初学者・経験者
合格率66.2%(2024年度)
特徴・効率的なカリキュラム
・最新情報・網羅性・使いやすさを備えたオリジナル教材
・受験生を合格へ導く実力派講師陣
・学習メディアを選べる
・全国各地の校舎に無料の自習室あり
・講師に直接・電話・メールで質問できる
受講料【2025年合格目標】
・ベーシック本科性 通学/Web通信講座:
198,000円
・プレミアム本科生(オンラインライブ通信講座):
253,000円(税込)
・プレミアム本科生 通学/Web通信講座:
242,000円(税込)→実質193,600円(税込)
※通信講座は教育訓練給付制度の対象

【2026年合格目標】
・プレミアム本科生Plus:
264,000円(税込)→187,000円(税込)
※通信講座は教育訓練給付制度の対象

資格の学校TACの行政書士講座は、教室での通学講座のほかにWeb通信講義にも対応した通学・通信講座です。教材は長年の試験研究から作り上げられており、今も進化し続けていることが資格の学校TACの強みです。

また、長年の指導ノウハウを活かした無駄のない教材・カリキュラムを提供しており、忙しい学生や社会人でも学習を両立できるようになっています。

2006年から2024年までのTAC講座生の行政書士試験 合格者累計実績は10,397名と、多数の合格者を輩出している実績があります。
参照:TAC合格実績 – 行政書士|資格の学校TAC

オンラインWeb通信講座

  • 特徴
    PC・タブレット端末・スマートフォンを使っていつでもどこでも資格の学校TACの講義が受講できます。
    講義動画・音声はダウンロード可能なので、通信料を気にせず外出先でもスキマ時間に学習可能。校舎が遠くて通学できない方、通学の往復時間がもったいないと感じる方でも手軽にTACの授業が受けられます。
  • メリット
    ①時間や場所にとらわれず受講できる
    ②Web講義動画・音声はダウンロード可能
    ③スピード再生機能で効率的に学習
    ④電話・メールで質問できる

通学講座

  • 特徴
    決まった日程・時間に資格の学校TACに通学し、教室で講義を受ける学習スタイルです。
    講師と受講生との「顔の見える関係」を重視し、長い学習期間を最後まで熱い講義でサポートしてくれます。欠席フォローや振替出席制度などのサポートも充実しています。
  • メリット
    ①専任講師と実務家講師の連携による高い講師力
    ②不明点も即解消できる質問受付
    ③通学なら学習ペースを一定に保てる

【資格の学校TACのおすすめポイント】

  1. 効率的なカリキュラム
    合格するためのカリキュラムが長年にわたって追求され、短期間で効率よく実力を身につけることができるカリキュラムとなっています。講義と教材を効果的に活用し相乗効果を生み出せます。
  2. 最新情報・網羅性・使いやすさを備えたオリジナル教材
    教材は初学者も安心して学習できる、「見やすい」「わかりやすい」をコンセプトに作られているオリジナルテキストです。受験指導校のノウハウを活かし、法改正など最新の情報を反映させて毎年改訂されていて安心です。
  3. 受験生を合格へ導く実力派講師陣
    全ての講師が、「行政書士試験合格」を前提に、重要ポイントを絞った分かりやすい講義で合格へと導いてくれます。
  4. 選べる学習メディア
    資格の学校TACではライフスタイルに合わせた豊富な学習メディアを用意。それぞれの学習メディアごとのサポート体制が整備されています。
【期間限定キャンペーン開催中】

【早期申込特典+早割キャンペーン第1弾】

通常受講料:77,000円OFF

※対象コース:2026年合格目標 プレミアム本科生Plus
※早期申込特典は9月30日まで
※早割キャンペーン第1弾は10月31日まで

【U30 割引キャンペーン】

通常受講料:77,000円OFF

※対象コース:2026年合格目標 プレミアム本科生Plus
※10月31日まで

高効率の独自カリキュラムで合格を目指す

3位:資格スクール大栄|短期間で合格を目指せるオリジナルテキスト

Screenshot

出典:資格スクール大栄公式HP

予備校名資格スクール大栄
受講形態通学・通信講座
対象者初学者
合格率
特徴・オーダーメイド答練の「For You答練」
・受講しやすい価格
・最強の講師陣による完全バックアップ
・続けられる仕組みで合格に近づく
・科学的なデータに基づいた「挫折しない」「続けられる」受講管理
受講料非公開
※通学講座の「LEC」「資格の学校TAC」に近い金額

資格スクール大栄の行政書士講座は、教室での講義をメインとした通学・通信講座です。短時間でも効率的に学習を進められるよう、大栄独自のテキストを使用しています。

また、長年にわたる合格ノウハウがしっかり詰め込まれており、わかりやすい解説と的確な設問で着実に実力がつくようになっています。

オンラインWeb通信講座

  • 特徴
    自分の都合に合わせた日時に予約し、オンライン受講する学習スタイルです。
    映像講座用に収録された単元ごとのコンテンツを見ながら学習します。定期的な授業への出席が難しい方、自分のペースで学習したい方、また超短期での資格取得を目指す方などには最適です。
  • メリット
    ①初心者も気兼ねなくマイペース学習
    ②時間を有効に使える予約学習
    ③聞き逃しなく理解するまで繰り返し学習
    ④Link Academy Onlineによる総合的な学習サポート

通学講座

  • 特徴
    決まった曜日・時間帯に定期的に校舎に通学する学習スタイルです。
    受講生の理解の様子を見ながら講師が授業を進めます。生講義独特の緊張感が学習効率を高めてくれます。定期的に校舎に通うため、スケジュール管理がしやすいのも特徴です。
  • メリット
    ①学習リズム・習慣が身につく
    ②試験の傾向や本試験の分析に基づいて作成された授業
    ③受講生同士の交流が可能

【資格スクール大栄のおすすめポイント】

  1. オーダーメイド答練の「For You答練」
    資格スクール大栄では、一人ひとりの苦手な部分をデジタル管理する仕組みが開発されています。学習中のチェックテストでわかった苦手ポイントは、教室での答練講座で克服します。オーダーメイドされた答案練習だから、取り組むたびに実力がついてきます。
  2. 受講しやすい価格
    資格スクール大栄ではオンラインWeb通信の予備校である資格スクエアと提携し、インターネットと教室での学習スタイルを両立させることで、マイペース&低コストで学べる講座となっています。
  3. 最強の講師陣による完全バックアップ
    最短一発合格者を多数輩出する、信頼と実績ある講師陣。毎年の試験傾向を徹底分析し、学ぶべきポイントを厳選した指導内容で、インプット・アウトプットの両面から強力サポートしてくれます。
  4. 続けられる仕組みで合格に近づく
    独自のモチベーションタイプ診断に基いて、どんな時にやる気が高まるのか明確にし、カウンセリングの際に、一人ひとりに合わせたスケジューリングを提案してくれます。

受講しやすい価格!短期での合格を目指す

4位:東京法経学院|受験六法・法律系雑誌を出版できる唯一の資格予備校

東京法経学院 行政書士講座

出典:東京法経学院公式HP

予備校名東京法経学院
受講形態通学・通信講座
対象者初学者・経験者
合格率
特徴・重要事項を徹底把握する合理的カリキュラム
・法改正に常に対応
・自習室あり
・合格者全額返金お祝い制度あり
受講料【初学者向け】
・行政書士 新・最短合格講座 2026 通信:
94,100円(税込)65,870円(税込)
※9月期 9月16日に開講
※期間限定の特別価格
【2025年度試験向け】
・受験対策講座 フルパックコース 教材学習:80,850円(税込)

東京法経学院の行政書士講座は、教室での講義と通信での講義がある通学・通信講座です。

「初学者向け講座」と「学習経験者向け講座」に明確に分けられており、初学者には通信講座の「新・最短合格講座」がおすすめです。

また、受験六法を発行できて、なおかつ法律雑誌を定期発行できる唯一の資格予備校だからこそ、法改正へしっかりと対応してくれます。

オンラインWeb通信講座

  • 特徴
    自分の都合に合わせた日時に受講する学習スタイルです。
    オプションでDVDでの学習を選ぶこともできます。校舎に通えないところにお住まいの方、定期的な授業への出席が難しい方、自分のペースで学習したい方に最適な受講形態です。
  • メリット
    ①マイペースに学習できる
    ②講義動画は繰返し視聴可能
    ③メールでの質問に対応

通学講座

  • 特徴
    決まった曜日・時間帯に定期的に校舎に通学する学習スタイルです。
    講師の迫力ある生講義でモチベーションが維持できます。定期的に校舎に通い、講義スケジュールが明確なので長い学習期間でもペースを保ちやすいです。
  • メリット
    ①学習するリズムや習慣を維持
    ②同じ教室に他の受講生がいる

【東京法経学院のおすすめポイント】

  1. 重要事項を徹底把握する合理的カリキュラム
    初学者でもわかりやすく、かつ楽しみながら学習できるようにさまざまな工夫を凝らしたオリジナル教材の活用で、ムリ・ムダなく短期間で合格できる総合的な実力を身に付けられます。
  2. 出題範囲を民法と行政法に絞り、絶対に落とせない重要項目を出題
    行政書士試験の攻略ポイントは配点比率の高い「民法」と「行政法」ですが、「民法・行政法マスター答練」では、出題範囲をその二つに絞って出題されています。
  3. 実戦力の強化に加え、非常に効率良いインプット学習
    わかりやすい解説に加え、関連知識をまとめた「重要ポイント整理」も提供されるので、インプット学習がはかどります。
  4. 合格者全額返金お祝い制度あり
    合格後、「合格証」の控えを提示することで受講料を全額返金してもらうことができます。合格を目指して本気で取り組みたい方におすすめです。

初学者でも一発合格を目指せる

5位:資格の大原|受講生の満足度86.6%!経験豊富な講師陣が徹底サポート

資格の大原の行政書士講座

出典:資格の大原公式HP

予備校名資格の大原
受講形態通学・通信講座
対象者初学者・経験者
合格率
特徴・講義の受講生満足度が89.4%と高い
・オリジナルテキストは毎年改訂
・経験豊富な講師陣によるサポート
・スマホアプリ「トレーニング問題集」が優秀
受講料【2025年 受験対策】
・パススル 行政書士:74,800円(税込)

資格の大原の行政書士講座の講義は効率的かつ効果的なカリキュラムで構成されており、86.6%の受講生がそのわかりやすさを評価しています。

テキストは試験傾向を踏まえた最新情報を反映し、理解力向上に重点を置いて作成されています。
参照:経験豊富な講師陣|資格の大原

また、講師は複雑な法律用語をわかりやすく解説し、質問対応や学習相談も行っていることが特徴です。通学や映像通学、Web通信、Webライブ、DVD通信など、多彩な学習方法が提供され、自習室の利用も可能です。

スマホアプリ「トレーニング問題集」には、3,000問の一問一答を収録し、シャッフル機能やタイムアタック機能で効率的な学習ができます。

\受講生満足度86.6%!評判の講師のもとで学ぶ/

行政書士の通信講座の選び方

行政書士の通信講座の選び方

行政書士の通信講座の選び方は、次の5つです。

  • 受講費用や割引制度を比較して選ぶ
  • 教材・カリキュラムを比較して選ぶ
  • 自分の学習レベルに合わせて講座を選ぶ
  • サポート体制を比較して選ぶ
  • 評判や口コミを確認して選ぶ

ここからは、それぞれの詳細を解説します。

選び方①受講費用や割引制度を比較して選ぶ

行政書士の通信講座を選ぶ際、もっとも重要な要素が受講費用と割引制度です。

まずはさまざまな講座の費用を比較しましょう。

できる限り費用を抑えたい方は、スタディングがおすすめです。ただし、提供されるコンテンツやサポート体制も重視するのであれば、アガルートなどやや高額でも質の高い教材や充実したフォローのある通信講座も選択肢のひとつと言えます。

次に、割引制度をチェックしましょう。多くの通信講座では、早期申し込み割引やグループ割引、受講生の紹介割引など、さまざまな割引制度を提供しています。うまく割引を利用することで、費用を大幅に節約できる場合があります。

さらに、受講費用と割引制度を比較する際は、総合的なコストパフォーマンスも考慮することが肝心です。最終的には、自分の学習スタイルや予算に合った講座を選び、合格を目指しましょう。

選び方②教材・カリキュラムを比較して選ぶ

教材・カリキュラムを比較して選ぶことも大切です。

行政書士試験の合格には、適切な教材とカリキュラムが不可欠です。各通信講座が提供する教材の質と内容を見極め、良質で自分に合った通信講座を選べば、法令の理解を深まり、効率的に学習を進めることができます。

また、教材・カリキュラムを比較する際は、「試験範囲を網羅しているか」「理解しやすい構成になっているか」の観点でチェックすることも大切です。

基本的に、通信講座では最新の法改正に対応した教材を提供していますが、すぐに教材に反映してくれるとともに、法改正でどこがどのように変わったのかわかりやすく解説してくれる講座を選びましょう。

選び方③自分の学習レベルに合わせて講座を選ぶ

行政書士試験対策として「自分の学習レベルに合わせた通信講座の選び方」は、合格への近道です。初心者から上級者まで、自分の学習レベルに合った講座選びをする必要があります。

初心者は、基礎から学べる講座を選ぶべきです。基本的な法律知識や試験の概要を理解できるカリキュラムが提供されているか確認しましょう。また、分かりやすい説明と段階的な学習プログラムがある講座は、初心者にとって理想的です。

中級者向けの講座では、より深い法律知識と実践的な問題解決スキルの習得に焦点を当てるべきです。過去問題の解析や模擬試験に重点を置いた講座が適しています。

上級者は、試験合格に必要な洗練された知識と技術を磨く講座を選びましょう。高度な問題演習や個別指導が提供される講座が有効です。

選び方④サポート体制を比較して選ぶ

行政書士試験の準備において、通信講座のサポート体制は非常に重要です。サポート体制を比較して選ぶことで、合格への道を大きく左右します。

各講座のサポート体制の詳細を確認する際は、質問対応の迅速さ、専門家による個別指導の有無に注目です。さらに、学習計画の立案や進捗管理の支援がある講座は、特に初心者にとっておすすめです。

また、コミュニティの提供があるのかもチェックしてください。

同じ目標を持つ受講生との交流は、モチベーション維持に役立ちます。成功事例やアドバイスを共有することで、効果的な学習方法を見つけやすくなります。

そのほか、オンラインサポートの充実度も重要です。現代の通信講座ではオンラインでの質問や動画による解説が一般的で、時間や場所を選ばずに学習のサポートを受けられるため、忙しい方にも適しています。

最終的には、自分の学習スタイルやニーズに合ったサポート体制が整った講座を選びましょう。

選び方⑤評判や口コミを確認して選ぶ

行政書士の通信講座を選ぶ際、評判や口コミは重要な判断基準のひとつです。

講座の評判・口コミを調べる際は、実際にその講座を受講した人の意見や具体的な成功事例、改善点を重視しましょう。特に試験合格者の体験談は、講座の価値の高さを測るのに役立ちます。

また、最新の口コミ情報にも目を向けるのがおすすめです。行政書士試験の内容や形式は例年変わるため、最新の情報を反映した口コミは特に参考になります。

最終的には、評判と口コミを総合的に分析し、自分の目指す目標や学習スタイルに合った講座を選びましょう。

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行政書士とは?業務内容は3種類

行政書士とは?業務内容は3種類

行政書士とは行政書士法に基づく国家資格者で、行政書士の仕事は大きく分けて次の3つに分類されます。

  1. 書類作成業務
    行政書士は書類作成の代理人として、法的問題が起こらないよう予防法務的視野に立って契約書等の作成をしていきます。行政書士は、以下の書類について業務として作成することができます。
    1. 国や地方公共団体など、官公署に提出する書類
      建設業許可・会社設立・帰化申請・風俗営業許可等
    2. 事実証明に関する書類(実地調査に基づく図面類を含む)
      内容証明郵便・財務諸表・会計帳簿・風俗営業許可申請時に添付する店の配置図等
    3. 権利業務に関する書類
      遺言書・遺産分割協議書・示談書、会社の定款等の作成
    4. 許認可申請の代理
      作成した書類を官公署へ提出する手続きについて、依頼主に代理して提出を行う業務です。国民と官公署を結ぶパイプ役として、折衝能力が求められます。
      建設業の許可・更新・変更といった業務や経営シミュレーション、ISOの導入といったコンサルの部分まで広くかかわっています。
    5. 運送事業許可関係
      一般貨物自動車運送事業、貨物利用運送事業等の許可要件の調査から書類の作成、運輸局との交渉調整、許可後の変更事項のサポートを行います。
    6. 会社設立許可関係
      行政書士は法人の設立や運営に関して助言や法律問題の解決のお手伝いをします。法人は株式会社だけでなく、合同会社・公益法人(社団法人・財団法人)なども含まれます。
    7. 国際法務(渉外に関するもの)
      外国人が日本に在留するための申請等について、入出国管理及び難民認定法施行規則に基づき書類作成・管轄法務局への提出・法務局面接への付き添いなどを行います。
  2. 提出代理業務
    書類の作成だけでなく、その提出代理もできます。平成14年7月1日に施行された改正行政書士法で、行政書士に「代理権」が付与されました。
    これにより「官公署に提出できる書類の提出代理権」(官民代理)や「契約その他の書類の代理権としての作成」(民民代理)ができるようになりました。
    代理人としての行為は行政手続きの適正円滑化に資するので公益にかなうものであり、社会的な信頼が向上し、国民がより安心して行政書士に依頼を行うことができます。
  3. コンサルティング業務
    行政書士は顧客から依頼された書類の作成についての相談が業務として行えます。近年は相続や離婚、クーリングオフなど個人に関する相談業務だけでなく、法人より新規の事業展開や会社設立に関する公団も増えており、コンサルティング的な業務も行っています。
    相続手続に関する相談といった個人レベルの内容から、企業の経営・法務相談といったコンサルティング業務まで、内容は様々です。
    現在では、書類を作成しなくても依頼者に相談料を請求することが可能となっています。最近の行政書士は、書類作成に伴う相談業務を通じて、顧客が抱える問題にアドバイスしたり、新規ビジネスの提案をしたりなど、コンサルティング業をメインとする人も多くなっています
    また、書類に関連しない法的な相談業務も増えており、街の法律家としての役割も年々高まっています。

書類の作成から提出代理、コンサルティングまで、これまで培った知識とスキルをフル活用し、クライアントをトータルサポートしていくのが行政書士の仕事です。

行政書士の活躍できる分野は非常に多く、独立開業やキャリアアップなどが可能な身近な法律コンサルタントとなります。

行政書士の需要が高まっている理由

近年の行政法の改正に伴い、行政書士の取り扱える業務は年々広がっています。行政書士の需要が高まっていると言える理由には、次の4つがあります。

  • 行政書士に代理権が付与(平成14年)
  • 行政書士事務所の法人化(平成16年)
  • 聴聞・弁明手続きの代理権が付与(平成20年)
  • 行政不服審査法の代理権が付与(平成26年)

それぞれ詳しく解説します。

行政書士に代理権が付与(平成14年)

平成14年7月1日施行の改正行政書士法で行政書士に「代理権」が付与されました。

これにより「官公署に提出できる書類の提出代理権」(官民代理)「契約その他の書類の代理権としての作成」(民民代理)ができるようになりました。結果的に顧客との信頼関係は高まり、行政書士の業務の幅が広がりました

行政書士事務所の法人化(平成16年)

平成16年8月1日施工の改正行政書士法で、行政書士法人の設立が可能となり、複数の行政書士が合同で事務所を設立できるようになりました。

事務所の拡大による事業の安定化とともに、多様化する相談業務に幅広く対応できるなど、国民のニーズに応える法律家として活躍の場が広がったと言えます。

聴聞・弁明手続きの代理権が付与(平成20年)

平成20年7月1日に行政書士法の一部が改正施行され、行政書士の業務範囲が明確化されました。この改正により、行政書士が聴聞や弁明の手続きで代理人として活動することがはっきりと定められました。

そのため、行政書士はクライアントを代表して、行政機関に対する意見陳述や説明を行うことが法的に認められています。

行政不服審査法の代理権が付与(平成26年)

行政不服審査法の代理権が平成26年改正で付与されることとなりました。

これまで行政書士は依頼を受けた許認可申請の結果について争うことができませんでしたが、改正により特定行政書士が本人に代わって許認可申請の結果について争うことができるようになり、行政書士の業務の幅が広がりました。

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行政書士の資格を取得した方がいい人

次の項目に当てはまる方は、行政書士の資格を取得するのをおすすめします。

  • キャリアアップしたい社会人
  • 就活を有利に進めたい大学生
  • 仕事や家事と両立して勉強したい主婦または女性

行政書士の資格取得はキャリアアップへの近道です。難関と言われる資格は合格まで長い時間を要しますが、行政書士ならば短期間で合格レベルまで達することができます。

行政書士は学習環境に恵まれている大学生にもおすすめで、時間的な余裕や大学の講義との相乗効果など、受験勉強には有利な点が多くあります。行政書士試験の出題科目の性質上、公務員試験や宅建士、司法書士などの法律系資格への足掛かりとしても最適です。

資格取得後は国家資格の肩書きに加え、書類作成や法務のスペシャリストとして、企業の総務や経理部門などの門戸が開かれるなど就職活動の武器としても有効です。

また、仕事や家事と両立して勉強したい女性にも行政書士がおすすめです。

近年、自己啓発として資格に挑戦される女性の方も増えてきています。行政書士は多くの法律科目があり、敬遠される方もいらっしゃいますが、その多くは基本的な部分からの出題なので、初学者の方でも安心して生活に密着した知識を身につけることができます。

学習期間についても、他の法律資格に比べれば短期間の学習で十分合格レベルに達しますので、学習方法さえ間違わなければ仕事や家事との両立も難しくはありません。

行政書士からステップアップする方法!おすすめのダブルライセンス

行政書士からステップアップするなら、ダブルライセンスを取得するのがおすすめです。行政書士と相性のいいダブルライセンスには、以下があります。

  • 司法書士
  • 社会保険労務士
  • ビジネス実務法務検定
  • 宅地建物取引士(宅建士)
  • 中小企業診断士
  • 簿記検定
  • 公務員試験

ここからは、それぞれの詳細を解説します。

司法書士|仕事の幅が広がる

行政書士と司法書士は業務上でも試験学習上でも相性の良い資格です。司法書士は登記を専門にしていますが、行政書士の資格をあわせ持つことにより、たとえば会社設立業務においても定款の作成から法務局への登記申請までワンストップで行えるようになります。

また、学習上でも「憲法」「民法」「商法・会社法」など多くの科目が行政書士試験と重なるのも大きな魅力です。

社会保険労務士|行政書士の資格が受験資格になる

社会保険労務士は、従業員の労働関係や社会保険関係、公的年金などの分野でサポートを行う専門家です。

労働環境問題の多様化や高齢化社会により、医療・福祉問題を抱えている現在において時代が必要としている資格です。行政書士試験の合格者にも社会保険労務士試験の受験資格が与えられるので、ステップアップには最適の資格と言えます。

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ビジネス実務法務検定|民法や商法の知識が活かせる

ビジネス実務法務検定は、企業のビジネスや経済活動において法律の知識やコンプライアンス能力などを問う検定です。

ビジネスに絡むさまざまな法律を幅広く学ぶことができるため、ビジネス実務法務検定を社内の能力評価の参考とする企業も少なくありません。

行政書士試験対策で得た民法、商法の知識はそのまま合格へとつながります。

宅地建物取引士(宅建士)|行政書士の実務でも役立つ

宅地建物取引士(宅建士)は、不動産の売買や賃貸借契約など不動産取引の専門家です。行政書士の資格と相性が良いとされており、行政書士試験に合格していれば、宅建士の資格勉強も有利に進めることができます。

宅地建物取引士は「法律試験の登竜門」的な位置付けにあり、行政書士の試験と「民法」の試験科目が重複します。そのほかに、宅建業法や法令上の制限の諸法令は、行政法で学習する判例の具体例として登場するため学習が有利です。

また、宅建士と行政書士のダブルライセンスを持っていれば、不動産取引・書類作成・相談業務までワンストップで対応できるようになります。

資格試験の予備校ランキング
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中小企業診断士|法務&経営コンサルタントを目指せる

中小企業診断士は、中小企業を対象として経営のアドバイスを行う「経営コンサルタント」の国家資格です。

経営コンサルタントの需要はますます高まっており、企業は経営コンサルタントと同様に業務に伴う許可申請や法務の相談に乗ってくれる人を必要としています。

行政書士と中小企業診断士、両方の資格を有していれば鬼に金棒です。

資格試験の予備校・通信講座のおす...
中小企業診断士の予備校・通信講座おすすめランキングTOP8!費用や合格率を徹底比較【2024年最新】 中小企業診断士の予備校・通信講座おすすめランキングを8選紹介しています。2024年最新はアガルート、フォーサイト、診断士ゼミナール、クレアール、スタディングなどおす...

簿記検定|行政書士の仕事の幅が広がる

簿記検定は、企業の経営活動を記録・計算・整理する簿記のスキルレベルを示す検定試験です。

通常、行政書士は中小企業の経営効率改善の相談を受けお手伝いするのが主な仕事で、事実証明に関する書類を作成する際などには会計書類作成の依頼を受けることもあります。

行政書士として活躍していく中で、簿記の知識があれば大いに有利に働き、最大限に活かすことができます。

資格試験の予備校・通信講座のおす...
簿記の予備校・通信講座おすすめランキングTOP8!費用や合格率を徹底比較【2024年最新】 簿記の予備校・通信講座おすすめランキングを8選紹介しています。2024年最新はフォーサイト・クレアール・資格の大原など日商簿記検定におすすめの受験予備校・通信講座の...

公務員試験|行政書士の試験勉強がそのまま公務員試験対策になる

公務員の試験は、一般知識を問われる「教養試験」と法律・経済などを問われる「専門試験」小論文で行われます。

行政書士の試験科目と類似しており、行政書士の試験勉強がそのまま公務員試験対策にもなります。また、公務員になった後も行政事務のスペシャリストとして活躍できます。

資格試験の予備校・通信講座のおす...
公務員試験の予備校・通信講座おすすめランキングTOP8!費用や合格率を徹底比較【2024年最新】 公務員試験の予備校・通信講座おすすめランキングを8選紹介しています。2024年最新はアガルート・フォーサイト・資格の大原・LECなどおすすめの受験予備校・通信講座の比...

行政書士の通信講座の受講料を比較

行政書士の通信講座の受講料を比較

行政書士の通信講座の受講料を以下にまとめました。

スクロールできます
通信講座受講料受講形態
クレアール67,610円〜99,400円(税込)
※期間限定価格
オンライン
スタディング34,980円〜59,400円(税込)オンライン
アガルート166,320円〜295,020円(税込)
※期間限定価格
オンライン
フォーサイト54,800円〜94,800円(税込)オンライン
資格スクエア154,000円〜165,000円(税込)オンライン
ユーキャン63,000円(税込)オンライン
LEC179,000円〜245,000円(税込)
※期間限定価格
オンライン/通学
資格の学校TAC231,000円〜264,000円(税込)
※期間限定価格
オンライン/通学
資格スクール大栄非公表オンライン/通学
東京法経学院41,230円〜80,850円(税込)オンライン/通学
資格の大原74,800円(税込)オンライン/通学

できる限り受講費用を抑えたいという方は、スマホ簡潔でカリキュラムやeラーニングの機能が充実しているスタディングがおすすめです。

一方、受講費用を抑えつつ、初心者でも無理なく学習に取り組める環境を求める方は、教材やeラーニングだけでなくサポート体制が手厚いアガルートをおすすめします。

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通信講座の費用を安くする方法

行政書士の予備校の受講費用を安くする方法には、次の3つがあります。

  • ハローワークからキャッシュバックを受ける
  • クーポンを受け取ってお得に受講申込する
  • 株主優待を受ける

一部の通信講座を除いて、教育訓練給付制度を利用できます。対象講座であれば、受講費用の20%(最大10万円)がハローワークから支給されるので、お得に受講することが可能です。

教育訓練給付制度に対応している予備校・学校にはスタディングフォーサイトLECなどがあります。

そのほか、クーポンを受け取ってお得に受講申込するのも選択肢のひとつです。予備校・学校によっては、クーポンを発行しているところがあります。

たとえば、スタディングは無料のお試し講座を受講することで10%OFFクーポンを受け取ることができます。そのほか、各予備校では期間限定でクーポンを発行しているところがあるので、申し込み前に一度確認するといいでしょう。

また、東証一部上場の資格の学校TACは、受講料10%OFFの株主優待券を受け取れます。株主になるほか、チケットショップやヤフオクを利用すれば数百円程度で株式を入手できる可能性もあります。

ただし、資格の学校TACはWeb申し込みで優待券が利用できないので、通信講座を受講する際は郵送での手続きで申し込みしましょう。

受講費用を安くする方法は以下のページで詳しく解説しているので、気になる方はぜひチェックしてください。

受講費用が安くなる方法を詳しく見る

行政書士試験の勉強方法は3種類

行政書士試験の勉強方法は3種類

行政書士試験を勉強する方法は大きく3つあります。

  1. 通信講座で勉強する
  2. 通学の予備校・学校に行って勉強する
  3. 独学で勉強する

好きな日時で受講できるのが特徴です。スマホやパソコンで動画講義を受講するほか、Webの通信環境が整っていない場合はDVD講座で受講する方法もあります。計画的に一定のリズムで学習することがポイントです。

また、通学の予備校・学校に行って勉強するのは、決まった曜日・時間に生講義を受けることで一定のリズムで学習でき、継続しやすいのが特徴です。受験仲間も作りやすく、定期的にテストを受けることでモチベーション維持にもつながります。

講義は主に関東圏・関西圏の校舎で行われるため、地方の校舎では教室で中継講義を受講するケースがあります。ただし、受講料が高額になりやすいだけでなく、スキマ時間での学習が難しいため忙しい方にはあまり向いていません。

市販のテキストで受講するのも選択肢のひとつです。学習費用を抑えられる一方で、テキストは税制改正には未対応のものが多いのがデメリットです。

直前期だけでも予備校のテキスト・問題集・テストを取り寄せることが必要となります。(税法科目を市販テキストだけで学習することはほぼ不可能)受験経験者や他校のテキスト・テスト類を受けたい人におすすめです。

行政書士試験の勉強の流れ

行政書士試験の勉強の流れ

行政書士試験の勉強の大きな流れは次の通りです。

  1. 目標得点を把握する
  2. 法律の基本的な考え方を学習する
  3. 出題形式別で対策する

ここからは、それぞれの流れを順を追って解説します。

1.目標得点を把握する

まずは目標得点を把握しましょう。行政書士試験は科目範囲が広く、バランスよく学習することが大切です。

総得点以外にも科目に足切りラインが設定されています。具体的な合格基準は次のとおりです。

  • 法令等科目で244点中122点以上(50%以上)​
  • 基礎知識科目で56点中24点以上(40%以上)​
  • 総得点で300点中180点以上(60%以上)

また、各科目の配点と目標点数は次の通りです。

スクロールできます
区分科目出題形式問題数配点点数目標点
法令科目基礎法学5肢選択式2問4点/問8点4点
憲法5肢選択式5問4点/問20点12点
多肢選択式1問8点/問8点6点
行政法5肢選択式19問4点/問76点60点
多肢選択式2問8点/問16点12点
記述式1問20点/問20点10点
民法5肢選択式9問4点/問36点28点
記述式2問20点/問40点20点
商法・会社法5肢選択式5問4点/問20点4点
一般知識政治経済社会5肢選択式7問4点/問28点12点
情報通信・個人情報保護5肢選択式4問4点/問16点8点
文章理解5肢選択式3問4点/問12点4点
合計300点180点

※年度ごとに問題数などが変わることもあり、正確な配点を保証するものではありません。あくまで目安としてお考えください

2.法律の基本的な考え方を学習する

目標とする得点を把握したら、早速学習をはじめましょう。学習の初期段階では、法律の基本的な考え方から学ぶのがポイントです。

合格するためには、圧倒的な基礎力と応用力が必要となります。まずは法の趣旨・原則と例外などの基本的な考え方を中心に学習しましょう。

行政書士の試験は丸暗記で対応できるような試験ではありません。そのため、そのまま暗記するのではなく理解した上で記憶することが大切です。

結論を覚えるのではなく、「なぜそのようになるのか」を常に考え、基本原理・原則・条文の立法趣旨や重要判例の理由付けなども押さえながら学習しましょう。

また、関連事項を比較しながら学習すると思い出しやすくなります。比較する場合には、共通点・異なる点、またその理由についても理解しながら学習を進めると効率よく勉強できます。

そのほか、行政書士の試験勉強でおさえておきたい大切なポイントは次の3つです。

  1. 全科目をバランスよく学習する
  2. 繰り返し復習する
  3. 学習範囲を広げすぎない
  4. 勉強時間はこまめに取るようにする

行政書士の試験勉強では、主要2科目の「行政法・民法」が得意科目になるように学習するのが大切です。その他の科目については残りの学習時間を考えながら、全体的にレベルアップできるように学習を進めます。

過去問を中心に、何度も繰り返し学習することで記憶を定着させることができます。試験範囲が広いので、学習範囲を広げがちになりますが、問題演習で試験合格に必要な知識を身につけ、効率よく勉強するようにしましょう。

勉強時間をまとまって取れれば理想的ですが、なかなか思い通りにいかない人の方が多いかと思います。勉強時間は5分、10分でも空いた時間にこまめにするのが効果的です。

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3.出題形式別で対策する

行政書士の資格勉強で、効率のいい勉強法を身につけたら、出題形式別で対策しましょう。行政書士の試験の出題形式は、大きく分けて次の3種類があります。

  1. 五肢択一式
  2. 多肢選択式
  3. 記述式

ここからは、それぞれの出題形式別の対策について解説します。

五肢択一式

五肢択一式では、法的知識と法的思考力が身についているかが大事になります。出題形式の中で五肢択一が一番問題数が多いため、学習の際にも五肢択一式の過去問や予想問題が中心になると思います。

正しい選択肢については、条文や判例が出てきた場合に一度条文を読んでおき、誤りの選択肢についてはどこが間違えているのかを確認しておくようにしましょう。

五肢択一式における科目ごとの対策は次の通りです。

科目特徴・対策
基礎法学・例年2問出題される
・分野を絞るのが難しい
・総合問題集にある内容に絞って学習する
憲法・例年5問出題される
・しっかり覚えて得意科目にする必要がある
行政法・例年19問出題される
・一番配点が多い科目
・幅広い知識が問われる
・丸暗記ではなく基礎知識からしっかりおさえる
民法・例年9問出題される
・民法の条文全体からまんべんなく出題される
・特に意思表示・代理・物件変動に関する問題が頻出
・制度の横断的理解を問う問題、最高裁判所の判例の問題も多い
商法・例年5問出題される
・条文数が多い割に配点が少ない科目
・過去問を中心に出題された分野を学習する
一般知識・例年14問出題される
・「政治・経済・社会」は最近の時事問題を中心におさえる
・「情報通信・個人情報保護」は法令を中心におさえる
・「文章理解」は答えの根拠が問題文中に必ずある

多肢選択式

多肢選択式は、主に20個の選択肢から空欄に当てはまる語句を選ぶ形式で出題されます。例年は憲法1問・行政法2問出題されます。

多肢選択式は1問あたり8点と配点が高く、正解した分が得点になります。内容としては特別なものはありませんので、五肢択一式対策とかねて学習するようにしましょう。

多肢選択式における科目ごとの対策は次の通りです。

科目特徴・対策
憲法・例年1問出題される
・判例からの出題が多いため、重要判例での論点を確認する
行政法・例年2問出題される
・判例や定義の出題が多いため、基礎をしっかり身につける

記述式

記述式は、出題者が求める答えについて設問の形式にしたがって答えることが大切になります。記述式で出題されそうな条文の要件・効果について記憶するようにしましょう。

記述式における科目ごとの対策は次の通りです。

科目特徴・対策
行政法・例年1問出題される
・条文の要件や効果を問われることが多い
・条文をよく理解すること
・出題の事案にはどの条文を使うのが適切か読み解く力をつける
民法・例年2問出題される
・登場人物が複数人登場することがある
・図を描きながら事案を読み解く練習をする
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独学でも行政書士試験に合格することは可能?

独学でも行政書士試験に合格することは可能?

結論から言えば、独学で行政書士試験に合格することは十分可能です。独学に必要なテキスト・問題集は3万円程度で揃えられるので、独学で合格できれば学習費用を大幅に抑えられます。

しかし、行政書士試験の合格率は例年10%前後で、10人に1人受かる計算なので簡単なものではありません。また、法改正はほぼ毎年行われており、市販の教材では法改正が反映されていないことが多いです。

独学で合格するためには、モチベーションを維持し続けながら正しい勉強方法でしっかり取り組むと同時に、法改正にも常に対応し続ける必要があります。

一人だけの学習環境でも、怠けずにしっかり学習に取り組める方には独学がおすすめです。

一方で、独学に自信がない方には通信講座をおすすめします。通信講座も形式的には独学に近いですが、通信講座によってはeラーニングを利用して勉強仲間を作れるだけでなく、わからないことを質問できるサポート体制があります。法改正が行われても、どこがどのように改正されたのかすぐにキャッチアップできるのがメリットです。

そのため、まずは独学から始めてみて、どうしても独学では難しいと思ったときに通信講座へ切り替えるのも選択肢のひとつです。

行政書士試験を独学で勉強するメリット

行政書士試験を独学で勉強するメリットとしては、以下の5つがあげられます。

  1. 費用が抑えられる
  2. 自分のペースで取り組める
  3. 移動にかかる時間を節約できる
  4. スケジュール管理の能力が身につく
  5. 自己管理能力の向上

独学は、通学や通信教育に比べて教材費以外にほとんど費用がかからないため経済的に負担が少ないです。教材を自由に選ぶこともできます。

自分の都合に合わせて学習スケジュールを組むことができます。早朝や深夜、休日など自分の好きな時間に学習可能です。

移動にかかる時間を節約できるのもメリットのひとつです。通学する必要がないため、その時間を学習に使うことができます。

また、スケジュール管理のスキルが身につくとともに、自己管理能力の向上につながり、自分で学習計画を立てて実行する能力は行政書士として働く際にも役立ちます。

行政書士試験を独学で勉強するデメリット

行政書士試験を独学で勉強するデメリットは、次の5つです。

  1. 教材の選び方がわからない
  2. モチベーションの維持が大変
  3. わからないことを質問できない
  4. スケジュール管理が大変
  5. 学習の進行が遅れる可能性

独学の場合、どの教材が最適かを自分で判断しなければならないのがデメリットで、さらに適切な教材を選ぶための情報収集も必要です。一人で学習を進めるためモチベーションを維持するのが難しいと感じる人もいます。特に、学習が難航した時や、成果が出ない時期には挫折しやすいのがデメリットです。

また、講師やクラスメートに質問することができないため、自分で解決策を見つける必要があり、時間と労力がかかる傾向にあります。

そのほか、自分で学習スケジュールを管理しなければならず、計画を立てる能力が求められます。計画が悪ければ学習の進行が遅れる可能性があると同時に、自己評価が難しく、自分がどの程度理解しているのかを把握するのが難しいのもデメリットです。

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行政書士試験の独学勉強法・ポイント

行政書士試験の独学勉強法のポイントは次のとおりです。

  • 自分のレベルに合ったテキスト・教材を選ぶ
  • 用意した教材をまずは1周する
  • 行政法と民法を完璧にする
  • インプットとアウトプットを繰り返す
  • 直前模試を受けて自分のレベルを把握する

独学は自分のレベルに合ったテキスト・教材を選ぶことが大切です。法律を学んだことがない人はいきなり行政書士の応用テキストを選んでも学習がなかなか進まず、挫折につながります。

教材を用意したら、読みながらわからないところがあってもまずは1周しましょう。わからないところで立ち止まっていると、学習がなかなか進まず挫折につながる可能性があります。1回で知識がつくことはほとんどないので、まずは1周して何周も繰り返すことが大切です。

行政書士の試験問題は行政法と民法が約半分を占めており、配点も高いです。行政書士試験の合格ラインは6割以上なので、行政法と民法を完璧にすると合格に近づけます。

学習は、インプットとアウトプット(テキスト学習と問題演習)を繰り返すのがポイントです。インプットだけでは試験本番で問題が解けないということは少なくありません。インプットとアウトプットを繰り返して記憶を定着させましょう。

また、直前模試は必ず受けて自分が今どのレベルなのか、どの分野が弱点なのか把握しながら学習を進めることが重要です。

行政書士は年収いくら?

行政書士は年収いくら?

厚生労働省が運営する職業情報提供サイト「jobtag」によれば、統計データでは行政書士の平均年収は「579.8万円」、平均月収は「26万円」と掲載されています。(2023年12月現在)
参照:行政書士|職業情報提供サイト jobtag

行政書士の年収は働き方により差が大きいとされており、特に独立開業すれば年収1,000万円以上を目指すこともできますが、独立当初は年収100万円前後になるケースもあるようです。

また、企業や行政書士事務所で雇用されて働く場合は平均年収200万円〜600万円と言われています。

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行政書士試験の合格率は?年齢別・男女別に紹介

行政書士試験の合格率は12.90%(2024年度)です。過去10年間の合格率の推移は次のとおりです。

年度合格率受験者数合格者数
令和6年度12.90%47,785名6,165名
令和5年度13.98%46,991名6,571名
令和4年度12.13%47,850名5,802名
令和3年度11.18%47,870名5,353名
令和2年度10.72%41,681名4,470名
令和元年度11.48%39,821名4,571名
平成30年度12.70%39,105名4,968名
平成29年度15.72%40,449名6,360名
平成28年度9.95%41,053名4,084名
平成27年度13.12%44,366名5,820名
平成26年度8.27%48,869名4,043名
平成25年度10.10%55,436名5,597名
参照:最近10年間における行政書士試験結果の推移|一般財団法人 行政書士試験研究センター

過去の合格率を見ると、例年10%前後で推移していることがわかります。

以下では、年齢別と男女別に合格率を紹介します。

【年齢別】行政書士試験の合格率

過去5年間の行政書士試験の年齢別合格率は次のようになっています。

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年度/合格率10代20代30代40代50代60代
令和6年度1.2%21.0%25.9%25.4%19.1%7.5%
令和5年度1.2%16.2%20.2%25.4%24.1%12.9%
令和4年度1.0%20.3%27.8%26.1%18.2%6.7%
令和3年度0.8%20.8%28.4%25.7%17.7%6.6%
令和2年度1.2%26.2%28.9%23.6%14.6%5.5%
参照:試験結果分析資料|一般財団法人 行政書士試験研究センター

例年30代〜40代の合格率が多く、次いで20代の合格率が多い結果となっています。

また、一般財団法人 行政書士試験研究センターの同調査では、受験者数は例年40代と50代が同程度で最も多いのに対し、合格率が高いのは30代・40代、次いで20代です。

このことから、20代〜40代は受験者数に対して合格する割合が高いと言えます。

【男女別】行政書士試験の合格率

過去5年間の行政書士試験の男女別合格率は次のようになっています。

スクロールできます
年度性別合格率合格者数受験者数男女比率
(受験者)
令和6年度男性13.94%4,448名31,887名66.73%
女性10.80%1,717名15,898名33.27%
令和5年度男性14.65%4,636名31,640名67.33%
女性12.60%1,935名15,351名32.67%
令和4年度男性13.16%4,296名32,627名68.18%
女性9.89%1,506名15,223名31.81%
令和3年度男性11.77%3,900名33,133名69.21%
女性9.85%1,453名14,737名30.78%
令和2年度男性11.12%3,288名29,566名70.62%
女性9.75%1,182名12,115名29.37%
参照:試験結果分析資料|一般財団法人 行政書士試験研究センター

行政書士試験の合格率は、女性よりも男性の方が高い傾向にあるものの男女ともに10%前後で大きな差はありません。

また、例年の受験者数の男女比は男性約70%、女性約30%となっています。

行政書士試験の日程は?試験概要を紹介

行政書士試験の日程は?試験概要を紹介

行政書士の日程、および試験概要は次のとおりです。

受験資格特になし
試験実施機関一般財団法人 行政書士試験研究センター
試験日11月第2週の日曜日(例年)
試験時間13:00~16:00
受験申込の受付期間8月上旬~9月上旬(例年)
合格発表翌年1月下旬(例年)
試験科目概要法令等:基礎法学、憲法、民法、行政法、商法・会社法
一般知識等:政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解
出題形式法令等:択一式(配点:216点)、記述式(配点:24点)
一般知識等:択一式(配点60点)
合格基準・法令等の得点:満点の50%以上
・一般知識等の得点:満点の40%以上
・試験全体の得点:満点の60%以上

行政書士試験の合格基準は基本6割以上ですが、足切りラインが設けられており、法令等の得点で5割以上・一般知識等の得点で4割以上獲得する必要があります。

行政書士の業務に必要な法令等:計244点中 122点以上
行政書士の業務に関連する一般知識等:計56点中 24点以上
※年度ごとに問題数・配点が変わることがあります

行政書士の資格は就職・転職に有利?資格の特徴とメリット・デメリットを紹介

行政書士の資格は就職・転職に有利?資格の特徴とメリット・デメリットを紹介

行政書士資格の保有は、一般企業へのアピールとしても有効です。一定の法律知識をもっていると評価する企業も多数あり、法務部や総務部などへの転職・就職のほか、キャリアアップの可能性が広がります。

また、行政書士の資格を取得するメリット・デメリットは次のとおりです。

メリット・法律に関する専門的な知識と技術が評価される
・多様な業界で活用できる
・法律関連の業務を担当する機会が増え、キャリアアップにつながる
・独立開業も目指せる
デメリット・資格取得に時間と労力がかかる
・常に新しい知識を学ぶ必要がある
・資格維持のために年間の会費や継続教育の費用がかかる

行政書士の資格を取得すれば法律事務所だけでなく、不動産業や金融業、企業の法務部門、公務員などの幅広い業界で活躍することができます。さらに、法律関係の業務を担当する機会が増えるので、キャリアアップにつながるのが大きなメリットです。

一方で、資格取得には時間や労力がかかる上、毎年法改正が行われているため常に新しい知識を学ぶ必要があります。

基本的に資格取得するメリットがはるかに大きいですが、資格取得を目指す前にメリット・デメリットを把握した上で学習を開始しましょう。

資格を活かせる就職・転職先

  • 行政書士事務所
    民間企業や個人の相談を受け、さまざまな手続きや書類作成を行います。たとえば不動産の登記や相続手続き、労働問題など、幅広い分野での手続きに対応可能です。
    また、専門家としての知識やスキルを磨くことができる場でもあります。
  • 企業の法務部門
    企業の法務部門では契約書や法的問題に関する相談に対応し、法的リスクを管理することが求められます。
    契約書の作成や法的問題に関するアドバイスなど、法的知識を生かして活躍することができます。企業の中でも不動産会社や建設会社など活躍する分野もあります。
  • 官公庁
    官公庁では各種許認可の手続きや、地方自治体での住民サービス業務などが求められます。法律知識を活かして官公庁の業務に貢献でき、また公務員としてのキャリアアップも目指せます。
  • 教育機関
    教育機関では、行政書士の知識やスキルを学ぶための講座やセミナーを開催している場合があります。
    免許を取得するための講座や資格試験対策の講座などもあります。こうした教育機関での勤務では知識やスキルを伝えることができ、達成感を得られるでしょう。
  • 公務員
    行政書士の資格は、国や地方自治体の公務員試験にも有利に働くことがあります。また、公務員として働けば安定した収入と福利厚生を得られます。
  • コンサルタント
    行政書士の知識と経験を活かし、コンサルティング業務に従事することができます。企業や団体の法務・コンプライアンスに関するアドバイスやサポートを提供できます。
  • パートタイム・フリーランス
    柔軟な働き方を求める場合、パートタイムやフリーランスとして働くこともできます。複数の事務所や企業と契約し、自分のスケジュールに合わせて働けます。
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行政書士の試験や仕事に関するよくある質問

ここからは、行政書士の試験や仕事に関するよくある質問について回答していきます。

行政書士試験に合格するには勉強時間はどのくらい必要?

一般的に、約600~700時間の勉強が必要です

個々の学習スタイルや経験、基礎知識によって異なりますが、仕事や予備校などで法律の予備知識がすでにある方であれば、100時間ほど短縮できることがあります。効率的に勉強を進めるポイントとして以下が挙げられます。

  • 試験日までの残り期間を考慮して学習計画を立てる
  • 各法律の理解度や、重要箇所に焦点を当てた学習計画を立てる
  • 効率的に学習できる方法を見つけ、適切に時間を割く
  • 計画に余裕を持たせ、振り返りや調整ができるようにする

効率の悪い勉強をしていれば1,000時間を超える可能性もあるので、効率の良い勉強をするなら行政書士の通信講座を利用するのがおすすめです。

行政書士の試験の難易度はどの程度?

法律系の国家資格試験の中では、比較的簡単な資格と言われています

各資格の合格までにかかる平均勉強時間は次のとおりです。

  • 行政書士:600時間~700時間
  • 社労士:800時間~1,000時間
  • 中小企業診断士:1,000時間~1,500時間
  • 税理士:3,500時間~5,000時間
  • 司法書士:3,500時間~5,000時間

行政書士は国家資格の中では入門的な位置にあります。合格率は直近5年間では11~12%前後で簡単な試験とは言えませんが、社労士の合格率6~7%、中小企業診断士の合格率4%に比べると合格しやすい資格と言えます。

行政書士の資格は役に立たないって本当?

行政書士は十分意味のある資格です

行政書士には独占業務があり、官公署に提出する申請書類の作成業務などは独占的に行うことが法律で決められています。その他の資格や職種では代替が不可能な特権的な業務であるため、行政書士は必要です。

また、行政書士の業務の一部はAIによる自動化が進んでいますが、全ての業務がなくなるわけではありません。年々業務範囲は広がっているため将来性も高い資格と言えます。

行政書士と宅建はどちらが難しいですか?

一般的に、行政書士試験のほうが難しいと言われています

行政書士の平均勉強時間は600~700時間なのに対し、宅建は200~300時間と言われており、行政書士試験のほうが多くの勉強時間が必要です。

また、合格率も行政書士で11~12%、宅建は15~18%となっており、行政書士試験の方が合格率は低いです。そのため、予備知識や実務経験が全くない場合であれば宅建の方が難易度は低いといえます。

行政書士は何歳からなれますか?

何歳からでも試験に受験できます。ただし行政書士として働けるのは18歳以上です

行政書士の受験資格は、「一般財団法人 行政書士試験研究センター」の公式HPでは、年齢、学歴、国籍等に関係なくどなたでも受験できると記載されています。そのため、行政書士試験は未成年であっても受験できます。実際、令和4年度の試験での最年少合格者は15歳で、最年少申込者は8歳です。

ただし、行政書士になるには行政書士試験に合格した後に、行政書士登録をしなければなりません。「日本行政書士会連合会」の公式HPでは、未成年者は行政書士となる資格を有さないことが記載されています。

したがって、行政書士試験は何歳でも受けられますが、行政書士として働くには18歳以上である必要があります。

行政書士になるには大学のどの学部に行くのがよいですか?

法学部がおすすめです

行政書士は法律系の国家資格であるため、法律を勉強する学部に行くと受験に有利になります。

また、専門予備校ならば行政書士コースを設けている予備校もあります。「将来は絶対に行政書士として働く」と決めている方は専門予備校でみっちり試験対策をするのもいいでしょう。

行政書士しかできないことは何ですか?

「官公署に提出する書類の作成」と「権利義務に関する書類の作成」です

行政書士は、官公署(市役所や区役所、町村役場など)に提出する書類を代理人として作成することができるほか、書類の作成や手続きなどに関して相談を受け付けることも可能できます。

官公庁に提出する書類には、たとえば「営業許可」「道路使用許可」「旅行業登録申請書」などの書類があります。権利義務又は事実証明に関する書類は、たとえば「遺言書」「契約書」「車庫証明」「交通事故調査書」などを作成可能です。

まとめ

行政書士は将来性が高く、キャリアアップを目指せる資格です。特に、キャリアアップしたい社会人や主婦、就活を有利に進めたい大学生には行政書士の資格取得がおすすめです。

行政書士の通信講座には、さまざまな予備校・学校があるので受講費用やサポート体制などを比較して、自分に合った通信講座を受講しましょう。どの通信講座に迷ったら、ぜひ以下からお選びください。

行政書士の通信講座がおすすめの予備校
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